ギュスタブ・アモンドは、つまらない夢を見ていた。そこではいつもの職場の風景が、その中の何か一部がまったく別のものに置き換えられていた、という具合に。空間に奇妙な瑕疵を感じる、とでも言えばいいのか。彼は原因のわからない突然捕らわれた違和感に、ただ目の前のコンピュータに集中することで対抗していた。デスクトップの画面には将来に対してはっきり言えばあまり将来性を持たないだろう企画書や提案書のファイルが並べられており、彼はその作成を真剣に、その企画の有効性の枠内での整合性や無矛盾性、文字の配置、デザインについて真剣に取り組み、自分が今ここで何をしているのか、何をしたいと思っているのか、今目の前で綴られていくこの言葉たちは誰に対してどんな価値を持つのか、今自分が捕らわれている不思議な感覚の正体は何なのか、この空間を徐々に浸食しつつある奇妙な瑕疵は、、ということについて忘れようとしていた。しかし、最初からある種の不毛さを孕み約束されていたその努力も無駄だった。彼はついに自分について諦め、その違和感から逃れるために、トイレに立った。部屋を出て、役員室が並ぶエリアを抜け、他の多くの人間が作業を進めるオープンエリアを通り過ぎ、オフィスから出て、靴を履き替え、トイレに入ると、個室の鍵をかけ、そのまま便座に座った。この場所にまで及んでいるのかはわからなかったが、とにかく彼は行動したのだ、目の前とは違う世界の可能性に投棄して。しかし彼の頭はもう溶け始めるところだった。彼は自分の思考がもはや自分の思考の支配から抜け出し、彼の顔を歪め始めたことに気づいて、おいおい泣いた。声には出さず、必死で顔を押さえ、口をふさぎ、目に指を押し込んで、自分の中から溢れてくるその自分以外の何かを、彼の身体がぶくぶくに膨らんで、ぴっちりとはち切れそうになるまで堪える覚悟で。個室の壁はもう彼の身体、脳に圧迫されてギシギシと音を立て始めている。もう少しで何かがこの空間全体を侵してしまう。もう彼にはほとんど意識はなかった。口はもう口の形を見せてはいなかったし、その目は血を失い、白濁を通り越して、空虚な穴になっていた。
「イーアン・トット!!」
目が覚めて彼がまずしたことは、スクランブルエッグを作ることだった。
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