2013年7月17日水曜日

言葉、ぎらい

言葉を書くことが、恐い

書いたはしから、すぐ腐る

これほどあふれた、世の中に、何を遺すのか

遺す、それでもまだ奢っている

奢っている、まだ足りない、自尊心が残っている

そういう自己を、まだ捨てられない

捨てられない、大層、立派だ

しかし、そうやって、嘆いていても、自己憐憫に浸っているのか、

卑下することの、いやらしい耽溺に

と、すれば、やはり、言葉を書くことが、恐い

熱燗に逃げられることなら、と思って、飲んでいる

飲んだはしから、むくむくと、こうやって、当たり散らしている

メルローに逃げても、それがたとえポマールでも、

ポマールは健康だが、たとえそういうものに逃げても、だが

そう、書いたはしから、すぐに私の頭が逃げている

何から逃げているのか

自分からか

あぁ、この永劫回帰する、愛おしい、私

愛おしい私

あふれた、世の中

書いて、書いて、

どこに行く

永遠、永遠の、課題図書