2010年3月25日木曜日

弾丸のように、サモトラケのニケよりも。

4月と3月の祝祭、喧噪、にぎやかなパレード、浮かれる人々の熱気と消費欲。

エネルギーと物質が、あらゆる価値が目まぐるしく交換される日常の祭典の中に、

一人の獣がいる。

黒い影を地に落としながらその悪魔は、羞恥と自虐に酔い、そのための酒にまた酔い、人身の間に紛れている。

何の暴力を披露するのでもなく、夢想するその惚けた視線に自分を引きずりながら、自己充足的な狂気、自分への問いかけと自分への応答、社会、テクノロジー、愛についての教理門答の循環があるばかり。

獣の闇は、世間のどこにもなく、ただ彼の世界の中にある。

その存在自体がそのレーゾン・デートルであるようなサディズム、彼の彼に対する彼のための虐待は、悪魔に誠実な羞恥と陶酔の涙を浮かべる。

自己憐憫とナルシシズムの国の王子。

それがこの半獣、ダニエル君の正体だ。    

0 件のコメント: