2010年3月9日火曜日

2010.

「現代は、孤独の時代であります。

我々は戦後の飢餓から懸命に働き努力し、我が国の成長と繁栄に猛然と邁進してきました。そうしてこの国は繁栄の栄華を極め、その栄光の時代が今も今日の国家の基盤となっております。

しかしその時代は過ぎ去りました。物質的な栄華に支えられた社会は、その豊かさによる紐帯をなくし、全能であった資本主義は、その限界を、つい先日の世界恐慌を最後に、その臨界点に達してしまったのです。

もう一度言いましょう、現代は、孤独なのです。我々は全てをなくしてしまったのです。

我々はもう一度、我々のために、かつての繁栄を取り戻さなくてはなりません。

そのためには何が必要か。

それは我々の精神、精神による国家の再生です。

物質だけを追い求め、そうしてそれが幸福だった時代は、幻想として消え去りました。
我々は今、もう一度我々の精神によって、人間が人間を思いやる、人間性、ヒューマニズムによって、我々の社会を再生させなければなりません。
人間の、人間による、人間の友愛のための政治。この精神による共同体の建設こそが、我が国の新しい未来への第一歩なのです。

我々は、国民の<いのち>を守りたい!
働く国民の<いのち>を、高齢者の<いのち>を、子供たちの<いのち>、全国民の明るい未来を守りたいのです!

経済は、経済のためにあるのではありません。経済の真意とは、経世済民の字義の如く、人民の救済のためにあります。
人民のための経済、未来の経済はこの言葉を標榜し発展していきます。
少数の支配者たちによる少数のための、財界主導による強者の市場経済を廃止し、国民、消費者、それら大多数の弱い国民のための共同体を整備しなければなりません。
政府は、国民の豊かさや、安心安全、雇用、年金、社会保障を整備し、個人の家計を直接応援することによって、物心両面から国民の生活を保障する社会への転換を成さなければならないのです。

人間同士の友愛の精神、社会全体での支えあいによる共同体という思想こそ、我が国の伝統であります。
いつ、いかなるときも、人間を孤立させてはなりません!
教育も社会の安全も、それは社会全体の責任によるものであり、文化、スポーツ、ボランティアによって、それら共同体の絆は強固なものになっていくのです。

人間の究極の幸せとは、愛されることであり、必要とされることであり、褒められることです。
人間は他人のために存在する。それは共感という絆で結ばれた無数の見知らぬ人たちのために。
我々国民は、友愛の精神のもとに、共同体の幸福を実現しなければなりません!

政府は我が国の友愛社会への転換に向けての改革を断行します。
政府と与党の密接な連携と役割分担のもと、国会議員の職能を強化し、国民一人一人を直接支援し保護するための行政組織を設備します。組織から組織へのネットワークを強固なものにし、誰一人としてその保障の手から漏れ出ることがないような社会を建設するのです。

我々は今、岐路に立っています!
従来の発想のまま成熟から衰退への路を辿るのか、それとも、新たな志と構想力をもって、成熟の先の新たなる飛躍と充実の路を見いだしていくのか、今、その選択の岐路に立っているのです!
私は、我が国が正しい路を歩んでいけるよう、自らが先頭に立ち、国民の暮らしを守るための新たな政策を推し進めてまいります。私は、国民の積極的な政治や行政への参加を得て、国民とともに、本当の意味で歴史を変え、我が国を飛躍へと導くために、全力を尽くしてまいります。
我々の党は、この国の未来の繁栄のために、友愛の国家、友愛に満ちた国家、強健な共同体、理想の社会を建設します。

この2010年を、我が国の再出発の年にしようではありませんか!!」    

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