2009年6月4日木曜日

i Love Pa-ri-Pi-po-.



どんな夜でも、それが夜の出来事というだけで、おもしろい。

夜は、おもしろい。

夜は、オモシロサが目を覚ます。

朝、空が薄いブルーに白け始めるとともオモシロサは眠りにつき、
昼、オモシロサはこれからの夜の夢を見て、
夜、オモシロサはむくっと体を起こし、ボクらの背中をノックする。

オモシロサは夜の街を練り歩き、ときには駆け抜けて、夜の街を囃し立てる。

ボクらは、オモシロサに支配されて、その日の昼間にオモシロサが見た夢の続きに舞い上がる。

夜、ボクらはオモシロサの熱病に浮かれ、街はギラギラきらめいて、夜の闇は赤く燃える。イエロー、オレンジ。


ピエロが王様の首をちょん切る時間。

それが、夜だ。




「グラン・マルキ レゼルヴ 2007 白」

メインはソーヴィニヨン・ブランらしいから、確かにそんな感じの味がする。

草っぽいフレッシュな香りと味、リンゴ酸がしっかりと出てくるが、レゼルヴだからもう少し熟成しているのかな、少し黄色みがかっていて粘性がある。ねっとりした爽やかな青さ、そんなところ。

でも、全体の印象としては、痩せてるなと思う。

バランスはいいけど、ボリュームがなく、余韻は残らない。

ボクはあまり鼻がいい方ではないけれど、なかなか香りは出てこないし、空気を含ませても、それほど中身を感じない。

同じワインの赤は、カベルネ・ソーヴィニヨンにメルロのブレンドなので、タンニンが強すぎず、ベリーの甘みやスパイスの風味が目立つ。アルコールのヴォリュームもあるし、空気をよく含ませると、気品はなくなるけれど、それぞれの味がよくわかる。

赤の方はなかなかおいしかっただけに、ちょっと期待はずれ。

この白は「よく冷やして」と書いてあるけれど、ぬるいくらいの方がよりねっとりとした感じを楽しめて美味しいかもしれない、個人的には。

ボクは、あんまり五感が優れてないから、そこを鍛えないとと思う。

慣れてないから、自分の言葉で話せていないのが、よくわかる。

借りてきた衣装を着て人前に立つのは、恥ずかしい。

知識よりも、五感のボキャブラリーを磨きたい。

楽しい夜のためにも、ね。    

0 件のコメント: