5月にいきなり、真夏がやってくる。
こちらとしても、準備ができないわけでもないし焦るわけでもないし、とりたて感慨にふけるわけでもなく地球温暖化を想うわけでもないが、
ただ、お昼からビールが飲みたくなるのが唯一純然たる真理だ。
そうやって、ビールとかカヴァとか飲んでると、さすがに早く飲み過ぎかなと世間様に申し訳なくなり、そのあとアルバイトに行く自分のコンディションを考え、ガス入りの水でも飲もうかと近所を回るが、
どうしてこうも、世間はガス水を飲まないのかしらんと、暑い中自転車をこぎながら、心折れてしまう。
もちろんあるところにはあるし、そのあるところも知っているのだが、本日は運悪く違う方面に自転車を走らせてしまった。
行くところ行くところ、ガスがない。
最後に入ったローソンにもなく、そのとき自分の何かが切れてしまい、
「ビールを飲めってことなんでしょ?そうなんでしょ?」
と、わけもわからず、発泡酒を買う。
店を出て、すぐに開けて飲む。
冷えてて、おいしい。
いきなりの真夏は、生活のサイクルを乱す。
こちらとしては、真夏を徐々に組み込んで、徐々に買い物や食事のリズムを考えるのだ。
真夏も真冬も、来るなら来てほしい。
来ないなら、来ないで。
もう、はっきりしてよ!
私、そんないきなりばっかり、それで大丈夫だなんて、
そんな、都合のいい女じゃないわ!
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