2009年1月8日木曜日

factotum.20

感傷的になることは、人間の性なのだろうか。


熱狂だの、感傷だのと、多くの感情を人間にとって不可避の本能と考えることは、人生の豊かさからの安易な逃避かもしれないが、


自分に感傷的になることが、悲劇のヒロイニズムにとても近いと思われるので、


私はそれを憎むのだが、


しかし中庸的感傷は、健康だ


という気が最近するのだ。


中庸とは便利な言葉である。


心地よくもある。


しかし中庸の実現性と可能性については、疑いがある。


人間はどうあるべきなのか。


私の私自身の投機は終わることはなく、


そして思考も留まらない。


諸行無常への反抗のために、


私は誰かを愛し、


冗舌を拒否しないのだ。


少なくとも今は、それを信じている。    

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