2008年12月10日水曜日

factotum.12

発言したいとき

僕は何かを失っている

喪失こそが、隙間をつくる

空間に収束していく圧力、つまり内圧がマイナスだということ

空いてしまった穴が、空腹で

食欲に駆られて、僕はここに来る。


そういった心理/真理を、あなたは認めるだろうか。

つまり、喪失こそが獲得だということ。

喪失しないものは、獲得しないということ。

獲得したものは、失わなければならないということ。

でなければ、死んでしまうということ。

獲得しないということは、諦めたということ。

諦めたということは、死んだということ。

有益な諦めもあるということと、諦めたという事実は逃亡を意味すること。

離脱こそが賢明というのは、もはや人間的ではないこと。

人間でないことの有益もあるということは、もはや無言にならざるを得ないこと。

無言こそ、幸せだということ。


無言の時間を過ごす、ということ。

そんなときに、このまま死ねれば幸せなのにと思うこと。

死を想ったとき、人は死ぬということ。


そして、僕は生きたいと思うこと。

そう願い

また生きること

そしてまた発言していくこと

そうやって時間が積み重なっていくこと


そんなことが、1/10000秒の間に10000回、僕を過ぎて逝くということ。    

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