2008年9月8日月曜日

生意気な若者。

スズメバチが、自分の足下くらいの高さのところを、さらさらと飛びながら、ちょっと地面に降りて、またひゅらひゅらと飛んでは着きを、繰り返している。

ハチ、やだなぁ。何してんだろか。

と、よく見てみる。

なるほど彼は、ちっちゃいアリを食っていたのだ。

かじっては捨て、かじっては捨て、そうして彼はちょこちょこつまんでいたのだ。

下品だなぁ。恐いやつだなぁ。

そう思った。

でも突然に、0.5秒の瞬間に、「いやいやお前も同じだよ」と言われ、私は私に頭をぐいと空に持ち上げられた。

ぶどうの葉っぱみたいな、ぶどうじゃない木の葉っぱが、きれいだった。

ひとつひとつがきれいに並んで、きれいに重なって、太陽をチラチラさせて、きれいだった。


おいしいものや、ある種の感性の美学とか、そういうものを考えていると、世の中はこんなにも細かいということを、こんなにもキレイだということを、発見されるんだろうか。


そんな感動に、少し囚われた。

もちろん、ぼーっと歩きながら。    

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