くさすぎる(笑)
というのはいなめないが、それは不快じゃない。
全編を通して効果音を含めた「音楽」が流れ続けていることで生まれる劇場性と、
「語り」の構造を持ち込むことで、こちらに俯瞰という安定的な視座を与えてくれることが、
見てる側の作品自体への没入を止めて、より物語の展開への関心に注意を向けさせる。
その点において、監督自身が「それだけをテーマにした」という、この「○速5○メートル」の「スピード」のみへの作品テーマの回収という目的が実現されていて、ミニマムだ。
でも、すごいな。
よくこれだけ一時間ちょっとの映像全部に、
「二項」性、を散りばめまくったもんだ。
表象と象徴の王国みたい。
感動するけど、少し笑ってしまった。
いい作品だよ。
僕の中のアニメ位置づけをすれば、
"Japan"のアヴァンギャルドが、「鉄コン筋クリート」で、
現代"Japan"のPopスターが、「時をかける少女」なら、
”日本”の伝統を引き受けて、”Japan”との融合、プレゼンスをしたのが、この「秒速5センチメートル」っていうところだろうか。
押井守とか、ああいう大監督〜は違うstageの論述だから。
たくさんメモったけど、
全部描いたらちょっとしたレポートが書ける。
やってみようかな(気まぐれだからわかんないけど)
いや、別に偉そうにする気も、いい気になってるわけでもないです。
価値ある作品だと思うからこそ、こうやってblogにするわけです。
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