金原ひとみ、「ハイドラ」
読み終わりました。
何か、熱狂の描写が〜とか言いましたが、
僕の理解しえない思考の速度なのかとも思えます。
僕には「ジャンプ」に映るその感情の跳躍は、そういう人には自然なことなのかな。
でも、説得力のある部分(ラスト)と、ない部分はあったかなぁと思います。
でも、いやおもしろかったですよ。
傑作だとは思わないけど、おもしろかった。
(これはまとまっていないからオフレコなんだけど、「純度」なんだと思うんだよね。「いいもの」の「よさ」って。テーマとかって何でもいいんだけど、要はその描写とかテーマの伝わる強さ、みたいなものが強ければ強いほど、いいんだと思うんです。強さ、って書いたけど、それは何も激しさだけじゃなくて、爽やかな感じとかでもいいんだ。ようはその純度なんだよね。こちらがめちゃくちゃにのめり込んでいけるカラフルさ。みたいなものが、やっぱりひとつのメルクマールになるんじゃないかな。)
昔より、僕はバイアスが減っています、確実に。
現代作家なんて〜っていうのは、昔ほどありません。(し、減ってきてます。それは誠実な手段で)
(あぁ、文学だけじゃないよ、アートでも思想でもファッションでも何でも。)
それによってどんどん世界は開けていくし、楽しいんだけど、
考えること悩むこと、思考しなくちゃいけないことが増えて、大変だし悲しいしつらい。
でも、それはやめられないですよね。地平の先の光を求めれば。
それがソクラテス的に「よく生きる」ことなら、
恋も学問も、人生は、生きることだなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿