2007年6月7日木曜日

コピーキャット。

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ネタばらし。


今日の「エクリチュール」とか、「痕跡」とかは、

ジャック・デリダという人の言葉です。

「生きていかなければならない」とかは、サルトル。

「卵」はドゥルーズ。

「現象」は、フッサール。


そう、僕によって書かれた言葉たちの中には、

たくさんの先達が存在していました。

ぼくは、そのパッチワーカーでしかなく。


でも、僕の思考の志向は確実に内包されていて、

あなたにも現象(コピーキャット)として、立ち現れたかもしれませんね。

僕は、彼らを借りて(様々な絵の具)

それを書きなぐる(描きなぐる)ことで、

彼らを塗りつぶし、

僕色に、染め上げた。

つもりです。


つもりですが、

ぼくは塗りつぶしてやる。いろんな痕跡を。

その痕跡に立ち上がる香りが、全て僕であるように。

どんなものを借用しても(それが敵でも)

全く同じ絵の具で、

とびきり綺麗な塗り方をして、

戦ってやる。


僕が描くキャンバスは、

絶対、誰にも渡さない。

僕のキャンバスがあなたに見せるイメージは全て、

僕自身だ!

僕自身であるように、僕は努力するのであり、

たくさんのコピー、

飼いならされた猫になってやる。

その猫は間違いなく、

虎視眈々と、

その全てを引き裂くことを、

そのことのみの「復讐」を考えているんだ。

たとえその爪が伸びなくても、

ボロボロになってもその猫は、

涙を流しながらメチャクチャにそのキャンバスを離さない。

家からつまみ出されてもその猫は、

そのキャンバスだけを考えて、壁を掻く。



でも、猫は、猫だからこそ、

グッドなタイミングで新しいご主人を見つける。

いつの日か、取りこぼしたキャンバスをギタギタにして、

自分のキャンバスを唯一不可侵のものにするために。


猫のひと舐め、一つの傷が、

そのキャンバスに跡を残す。

いつかその香りと痕跡は、全身を埋め尽くし、

その人は、その猫以外の現象を思えなくなる。

「認識しえないものは、存在しないものと一緒だ!」


な、猫は功名だろ。    

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