2007年4月14日土曜日

読書記録。

「アルゼンチンババア」

私は、「文学」なんて体系だった枠組みについて何の知識ももたないが、

昔、彼女の「ハードボイルド・ハードラック」を読んだころよりかは、

彼女のレーゾンデートルを理解できるのかもしれない。

確かに、表現は独特だと思う。

ありがちな「奇をてらった」感もないし、そう「媚びて」もいない。

ただ、「ぬるい」なぁ。

そんな「ちょいドラマ」で、完璧な幸福を描いた、だなんて。

ドラマ自体も、なんかね、薄いよ。

前作のときも思ったけど、

この人は、

恋とか、

性みたいなことについて、

語らない方がいいよね。

基本的にそんな体験があるとは思えないし。

いや、何も、

全ては現実から、なんて愚にもつかないこと考えてるわけではないですよ。

ただ、やっぱりね、

薄っぺらいんだなぁ。

中学女子の白馬の王子様レベルの思考だもの。

それでも彼女が書いたお話に、

心温まる人がいるんだから、

やっぱり立派ですよ。

作家っていうのは。    

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